社長挨拶

 弊社は、光学・精密制御装置のソフトウェア設計事務所として発足し、約20年近くの歳月を日本の製造業、特に半導体産業に携わって近年にいたり、幾度かの困難な時期を乗り越えてまいりました。

2003年には、日本橋にて創業100年以上の(株)石川重吉商店を吸収し、日本の伝統である美しい注染製品を提供し続けております。
この2つの事業は、全く相反する業種のように見えますが、
「製造工程を知り尽くし、最良の製品をつくりあげる」
という点に関しては、全く同じ理念に基づくものです。

創業者、石川梅吉からは、
「社会的意義のある事業で顧客を勝たせるビジネスを行え」
という創業理念を受け継ぎました。

顧客の持つポテンシャルを理解し、ユーザニーズとマーケットに迅速に対応し、 積み重ねたノウハウを提供することで、短期間で最善のものを提供することができるのです。
顧客のもつビジネスチャンスを最大限に活かすことが目的です。

 また、長期に渡りプロセス/装置開発/製品開発に携わってきた経験豊かな技術者群、アドバイザー、技術・学問・道の3分野においての師がアトリエ イシカワの経営陣を支えており、次世代に必要な技術の提案と構築を行っております。
昨今の未曾有の災害、予期せぬ景気変動の最中、志厚いアドバイザー、サポーターからは、業界へ貢献するサービス・製品への展開への非常に強い推進力をいただいております。
それゆえ、MES及び、各種プロセス装置の機能と深く理解し、各種コマンドを駆使して装置性能を引き出すファブ・ソリューションを実現でき、ファブ視点にて新たな装置までも提案・設計制作可能な企業は、現在世界的にも稀であると自負しております。

 こうした中、社会貢献活動として1998年より、日本を代表するNGO「ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」 を支援し、世界で活躍する人材の育成、雇用機会の創出を目指しております。 荒波の中を舵取り、日本の製造業の最先端と伝統製造業を支え続け、更に一層の精進をいたす所存でございます。

何卒これからも御指導御鞭撻いただけますことを心よりお願い申し上げます。

株式会社 アトリエ イシカワ
代表取締役社長 石川 恵美